すーみそー
sumiso_c0db8c だ
統合版マイクラのアイテムの名前を変えるリソースパックの作り方を紹介する。
※単に地図の名前を変えたくてこの記事にたどり着いた方へ
- 金床または製図台を用意する
- 左側のスロットに名前を変えたい地図を入れる
- 入力欄に名前を入れる
- 右側のスロットから地図を取り出す
と地図の名前変えられます。
Java版は製図台で名前変えられないので金床使ってください。
地図の名称紛らわしすぎる問題
統合版マイクラには2種類の白紙の地図が存在する。
空っぽの地図とまっさらな地図だ。
統合版は地図を持っている腕が描画されない
違いは、地図を開いたとき
位置情報のマーカーが表示されるかどうかだ
まっさらな地図は位置を表示するという機能があるが
まっさらなという単語には位置情報表示という意味が含まれていないため
空っぽとの違いが分からない。
英語の場合
empty map と empty locator map
であるため
empty locator mapがlocate(位置)を示す地図であると分かる。
名前が紛らわしいなら変えればいいじゃん
ということで変えてみた。
空っぽの地図はこのままで
まっさらな地図(コンパス付き)にしてみた。
これでもう間違えないだろう。
リソースパックの作り方
アイテムの名前を変えるリソースパックを作成する。
まずは公式サイトより、バニラのリソースパックをダウンロードする。
一番下にTools and Vanilla Packsという項目があるので
Vanilla Resource Pack をダウンロードする。
バニラのリソースパックを参考にして作っていく
公式ドキュメントもあるが、全部英語っていう
ファイル構成
これだけ
地図/ ←任意の名前
├ manifest.json
├ pack_icon.png ←無くても動作する
└ texts/
└ ja_JP.lang
manifest.json
リソースパックの設定ファイル
{
"format_version": 2,
"header": {
"description": "地図の名前が紛らわしすぎるので変えます",
"name": "Rename Empty Map JP",
"uuid": "ef50000c-cd61-4867-b96b-ebbfd9bf856e",
"version": [0, 0, 1],
"min_engine_version": [ 1, 18, 0 ]
},
"modules": [
{
"description": "地図の名前が紛らわしすぎるので変えます",
"type": "resources",
"uuid": "6f3108db-60e9-43e9-9e8d-744904bead72",
"version": [0, 0, 1]
}
]
}
バニラのリソースパックに入ってたものをコピー
descriptin(説明)、name(名前)を書き換える
2か所のuuidを差し替える
「uuid 生成」でググると生成サイトがヒットする
pythonで生成してみた例
pack_icon.png
正方形のpng形式の画像
今回用意した画像の大きさは 512 x 512
リソースパック選択画面で表示される
クリスマス動画用のワールド再利用しているが突っ込んではいけない
ja_JP.lang
今回作成するリソースパック本体
item.emptyLocatorMap.name=まっさらな地図(コンパス付き)
これだけ
.langファイルは
各種言語でのアイテムの名前や、表示メッセージを指定しているファイルだ
バニラに入っているja_JP.langファイルを開き
検索で変えたい文字列を探す
該当部分のみコピーして作った
応用すれば
ネザーレックの名前を変えたり
双眼鏡を単眼鏡にもできる
mcpack化
作成したファイル類を
まとめてzip化
地図/ ←任意の名前
├ manifest.json
├ pack_icon.png ←無くても動作する
└ texts/
└ ja_JP.lang
拡張子を.mcpackに書き換える
アイコンが草ブロックになるので
クリックするとマイクラにインポートされる
終わりに
白紙の地図の名前を変えるリソースパックを作ってみた。
めちゃくちゃ簡単だったので
統合版リソースパック作成入門には良いかもしれない。